畝をつくらない区画をつくってみた[協生農法実験記録④]
前回書いたように遠野のkeiさんのところで色々学ばせていただいただので、早速うちの協生菜園でも色々実践してみることに。 まずは畝をつくらないシネコポータルづくり。 もともと畝をつくって実験していた場所を区画Aとして、畝を…
遠野で協生農園を訪問。美しき緑の焚き火。[協生農法実験記録③]
先日遠野を訪ねる機会があり、一社シネコカルチャーのkeiさん(マフさん)がやられている協生農園をみせていただきました。 まずは果樹を中心とした協生農法の最小ユニット、シネコポータル。通称、緑の焚き火。 一番おお!っとなっ…
植物は生長に必要な物資を自ら調達する~横に伸びるトマトと協生農法実践マニュアル~[協生農法実験記録②]
自宅前の耕作放棄地でスタートした協生農法。 オープンソースで公開されている「協生農法実践マニュアル」がとても面白く大変勉強になったので、いくつかメモしておきたいと思います。 植物は生長に必要な物資を自ら調達する。環境適応…
生命や自然をメタファーとすることへの違和感とリジェネラティブ(再生的)な文明装置としての拡張生態系(人新世における都市と建築の新陳代謝-メタメタボリズム宣言 / 船橋真俊 – より)
2013年から森美術館主催で毎年行われてきたICF(Innovation City Forum)の総集編「人は明日どう生きるのか 未来像の更新」面白かった。 集大成となった2019年は「都市と建築の新陳代謝」「ライフスタ…
Ecological Memes Forum 2019〜あいだの回復〜 の映像ができました
昨年12月に開催した「Ecological Memes Forum 2019〜あいだの回復〜」の映像ができました!Finally, we have the movie of our Ecological Memes Fo…
Ecological Memesの活動がIDEAS FOR GOODさんに掲載されました。
マイプロ的にやっているEcological MemesというプロジェクトをIDEAS FOR GOODさんに取材頂きました。エコロジーや生態系を切り口に、これからの時代の人間観やビジネスの在り方を領域横断で探索する試み。…
自然の叡智に寄り添い、21世紀型のシステム変容へと誘う“Regenerative Leadership(リジェネラティブ・リーダーシップ)”の読書会を開催しました。
英治出版さんで、“Regenerative Leadership”という英書の読書会を開催。自然の叡智に学び21世紀型のシステム変容をもたらすリーダシップの在り方に迫った本で、エコロジカル・ミームの世界観ともかなり通じる…
北鎌倉・建長寺にてEcologcal Memes Forum2019 ~あいだ の回復~を開催します。
12月冬至の日に、北鎌倉・建長寺でEcologcal Memes Forum2019 ~あいだ の回復~を開催します。他ではなかなか味わえないユニークなコンテンツが揃ってきています。豊かな自然に囲まれた北鎌倉・建長寺を舞…
これからの時代に東洋的哲学を探究する意義とは〜人新世における人と自然の関係性の再構築〜
人と自然の関係性に切り込んだこの記事(英語)にインスピレーションを受けて徒然。Humanity and nature are not separate – we must see them as one to fix t…
世界に「あいだ」を回復させるレンマ的論理は、地球規模の生態学的危機を乗り越えるOSとなりうるか?〜<あいだ>を開く-レンマの地平/木岡伸夫を読む〜
<あいだ>を開く-レンマの地平/木岡伸夫 とんでもない本に出会ってしまった。 レンマとは、事象を区別し分けていくロゴス的哲学論理に対して、大乗仏教の縁起的・直観的に世界を把握しようとする哲学論理。大乗仏教の祖である龍樹(…
自分の内側から始まるエコロジカルな時代の生き方とは?ティモシー・モートンの型破りな環境哲学
「複数性のエコロジー 人間ならざるものの環境哲学」がとても面白かった。篠原 雅武さんがティモシー・モートンの思想を読み解いた一冊。純粋無垢な自然環境を理想とするが故に、ともすれば個を埋没させていく全体主義的な(人間不在の…
生命は時間を先回りする?型破りな生命科学と西田哲学の交差点(福岡伸一、西田哲学を読む-生命をめぐる思索の旅-)
福岡伸一さんといえば、分解(壊す)と合成(つくる)の同時性に着目しながら、動的平衡という生命の本質的なメカニズムに迫り、旋風を起こしつつある気鋭の生物学者だ。名著「生物と無生物のあいだ (講談社現代新書)」を読んだことが…
複雑系の時代を生き抜く知恵 〜 南方熊楠の星の時間/中沢新一 〜
湘南の海を眺めながら週末に読んだ「曼荼羅の思想」、「南方熊楠の星の時間」がなかなか面白かったので備忘メモ。前者は、柳田國男さんなどの研究でも知られる社会学者・鶴見和代さんと、空海や曼荼羅の研究で有名な仏教学者・頼富 本宏…
自然と共生していくための生命的知性としての神道(神道とは何か/鎌田東二)
「地球全体の大いなる営みをよりホリスティックに捉える視点が21世紀のライフスタイルに必要なものの見方であり生活の流儀になっていくのではないか」そんな問いかけを実は多くの人が気付き始めている今の時なんだと思う。グローバル資…