伊豆の黄昏とレイチェルカールソンのセンス・オブ・ワンダー

伊豆の黄昏とレイチェルカールソンのセンス・オブ・ワンダー

「沈黙の春」で有名なレイチェルカールソンさんのセンス・オブ・ワンダー。

今、このタイミングで、ほんとうに、出会いたかった一冊でした。

 

(以下、抜粋メモ)

・子どもたちの世界は、いつも生き生きとして新鮮で美しく、驚きと感激に満ち溢れています。

・もしもわたしが、すべての子どもの成長を見守る善良な妖精に話しかける力をもっているとしたら、世界中の子どもに、生涯消えることのない「センス・オブ・ワンダー=神秘さや不思議さに目を見はる感性」を授けてほしいと頼むでしょう

・この感性は、やがて大人になるとやってくる倦怠と幻滅、わたしたちが自然という力の源泉から遠ざかること、つまらない人工的なものに夢中になることなどに対する、変わらぬ解毒剤になるのです

・わたしは、子どもにとっても、どのようにして子どもを教育すべきか頭をなやませている親にとっても「知る」ことは「感じる」ことの半分も重要ではないと固く信じています。

・子どもたちが出会う事実のひとつひとつが、やがて知識や知恵を生み出す種子だとしたら、様々な情緒や豊かな感受性は、この種子を育む肥沃な土壌です。幼い子ども時代は、この土壌を耕すときです。

・美しいものを美しいと感じる感覚、新しいものや未知のものにふれた時の感激、思いやり、憐れみ、驚嘆や愛情などのさまざまな形の感情がひとたびよびさまされると、次はその対象となるものについてもっとよく知りたいと思うようになります。

・地球の美しさについて深く思いをめぐらせる人は、生命の終わりの瞬間まで、生き生きとした精神力を保ち続けることができるでしょう

・子どもと一緒に自然を探検するということは、まわりにある全てのものにあなた自身の感受性のみがきをかけること。それは、しばらくつかっていなかった感覚の回路を開くこと

・鳥の渡り、潮の満ち干、春を待つ固い蕾の中には、それ自体の美しさと同時に、象徴的な美と神秘がかくされています。
自然がくりかえすリフレインー夜の次に朝が来て、冬になれば春になるという確かさーの中には、限りなくわたしたちをいやしてくれる何かがあるのです。

・自然にふれるという終わりのないよろこびは、決して科学者だけのものではありません。大地と海と空、そして、そこに住む驚きの満ちた生命ぼ輝きのもとに身をおく全ての人が手に入れられるものなのです。


(センス・オブ・ワンダー/レイチェル・カールソン)

 

 

どうしたらこんなに詩的で美しく、それでいて優しく力強い言葉が紡げるのだろう。

 

Open your sense of wonder.

生きる感性と深くつながった自分らしい創造が求められていく、これからの時代にとてもだいじなもの。