自然の叡智に寄り添い、21世紀型のシステム変容へと誘う“Regenerative Leadership(リジェネラティブ・リーダーシップ)”の読書会を開催しました。

英治出版さんで、“Regenerative Leadership”という英書の読書会を開催。

自然の叡智に学び21世紀型のシステム変容をもたらすリーダシップの在り方に迫った本で、エコロジカル・ミームの世界観ともかなり通じるところがあるのですが、4月にコペンハーゲンで著者らの出版前のワークショップに参加した時にここまで体系化されてるのかと個人的にかなり衝撃を受けました。

循環経済やバイオミミクリー、U理論やシステムリーダーシップ、そしてティールやインテグラル理論などこれまでの様々な理論・実践を包摂しながら、人と自然、男性性と女性性、Outer SustainabilityとInner Sustainability、心と身体、そしてセルフアウェアネスとシステムアウェアネスを統合した在り方と実践を提示しています。

※コペンハーゲンでWSに参加した時のポスト、ご参考まで。
https://www.facebook.com/yasuhiro.1904/posts/2689379334412264

デンマーク国立公園の自然豊かなフィールドの中で、著者らに出会ってから、約半年(出版からはまだ2ヶ月)。ようやく、日本でもこの叡智と向き合う場を持つことができました。400ページ近くある洋書をABDで読むという無茶なお願いを好奇心一つで受け入れてくださった長谷部さんにファシリテートいただいて。

集まってくださった方々がすごく素敵でユニークで、こういうテーマに引き寄せられてしまう人たち(僕がコペンハーゲンに直感でこれは行かねばと飛んだように、直感を信じてきてくださった方々でとても嬉しかった)が集まる場自体面白かったし、それぞれの多様な視点から、輪郭が立体的に浮かび上がってくるようなダイアローグが短時間だったけどとても面白かった。ABD、面白いなぁ。

後編では、コペンハーゲンで撮影してきた著者たち(LauraとGiles)のインタビュー動画を届けられただけでも嬉しすぎたのに、とにかく集まってくださったみなさんが素晴らしすぎて、その後のチェックインだけでやられてしまい、あぁもう今日はここにこのメンバが集まれたそれだけでいい、何もしなくてもいいやって心底思えるくらい温かい時間。

出会ってしまって以来もうやらざるを得ない感じで、これからの時代のリーダーシップのバイブルになると確信しつつも、この壮大な叡智を日本でどう分かち合い活かし広げていけば良いのか濃霧の中を彷徨ってきた感じだったけれど、長谷部さんが洋書のABDという無茶振りを好奇心一つで受け入れて一緒に開催してくれて。そして、何よりも、メッセージを心から受け取って、旅を共にしてくれる仲間と巡り合えたことが何より嬉しかった。本当にありがとうございました。

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Regenerative Leadershipは、新たな知識や革新的な理論というよりも、ずっと自分の内に既にあった感覚を呼び覚まし思い出させてくれるような深い深いプロセスへの誘いなのだと思う。

だからこそ、受け取る側にも内なるスペース、内なる森が求められるし、自然の叡智に寄り添い、共鳴し、共にある相互依存的な在り方(DNA)を通じて、内側と外側のシステムがつながり、アウェアネスが呼び覚まされ、組織や周囲で然るべくして変容が起こっていってしまう(生成されてしまう=regenerative)ような、エコシステミック・ファシリテーターとしての実践でもある。

“自然は急がないが、全てうまくいく”

1週間経っても変わらず静かにでも確かに鼓動し続けている。一朝一夕ではない、壮大で深い深いプロセス。焦らずゆっくりと丁寧に、旅を続けていけたらいいな。次は奇跡の森と言われる明治神宮の森にて。ご興味ある方はぜひご一緒に。

追記:イベントレポートが公開されました!

【前編】自然の叡智から学び、再生的・繁栄的な生態系を育むリジェネラティブ・リーダーシップとは?

【後編】生命のエッセンスを全身で体現していくリジェネラティブな旅

 

(Photo by Hasebe Kana)