おうちでミニ田んぼ。タライとソーラーポンプで稲の多年草化栽培を実験。

千葉の田んぼで直樹さんとご一緒させていただいている稲の多年草化栽培。

小川誠先生の多年草化した奇跡のイセヒカリ。
田んぼだけでなく、うちでもできるのか小さく実験したいなと思い、貴重な種籾を直樹さんから少し分けていただいて、うちでも育苗に挑戦。

育てた苗は協生農法をやっているタマリバタケにて、バケツ稲多年草化栽培を実験することに。
タライにソーラーポンプで水を循環させるスタイル。

【稲の多年草化栽培実験記録・記事アーカイブ】
自然生態系の力を引き出す米づくり。稲の多年草化栽培への挑戦。
生物の多様性が戻ってくると稲の多年草化率も増えてきた。小川誠先生の現場観察にて。
稲の多年草化栽培、1年目の田植えが無事終了
おうちでミニ田んぼ。タライとソーラーポンプで稲の多年草化栽培を実験。
湧水再生のための風の草刈りと水道づくり。稲刈りのご案内。
稲刈りを終えて。稲の多年草化の行方は…?

稲の育苗はもちろんはじめてで、
催芽で芽出しを揃えるの難しかったけど、発芽して緑化して生長していく様子が本当に可愛らしい。

うちでの育苗中の様子はInstaにて。
千葉の田んぼでの苗や田植えの様子は前回の記事にて

お米づくりは苗八分という言葉があるけれど、
多年草化栽培では寒さに強い苗づくりがとにかく肝心ということで、
早くから外気にさらしつつ短く太い苗を5.5葉まで作る。

遠野で出会った農家さんも同じこと言っていて、
とにかく寒さにさらし踏んだり(!)もしながら、短く太い苗をつくるのだそう。
さすが寒国のお米農家さん。
左側がその方の苗、右側がうちで育てた苗。
生命力が全然違う…ここまで短く太く力強く育てることができるのかと感激した。

下の写真は遠野のクイーンズメドウの田んぼ(Photo by Takuya Takahama )。
稲の多年草化栽培のことをFacebookやInstaに書いたら、
興味あるのだけど雪国や寒いところでもできないかというご連絡を幾つかいただいた。

小川先生の本によれば、稲は熱帯植物のため多年草化栽培を行う場合は寒さに強いイセヒカリなどの品種を選ぶことと湧水(山の地温と連動のするので夏は冷たく冬は温かい。小川先生の相模原では確か15度前後とおっしゃっていた)による冬期灌水によって冬の寒さから守ってあげることが大事。雪国ではやっぱり難しいのだろうか。どなたか実験している方いたら教えていただきたい。

さて、そんなこんなでうちで育てた苗たちは、協生農法をやっているタマリバタケにて、
タライにソーラーポンプで水を循環させて多年草化栽培を実験することに。

育苗はやっぱり奥が深くて、根周りももう一歩で少し長く伸びてしまった感じもあったけど、
なんとか無事に育ってくれますようにと願いを込めてタマリバタケの仲間たちと植え付け。

植え付けた時(6/3)の様子↓↓↓


それから、一ヶ月後(7/8)経って、

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めちゃくちゃ元気に頑張ってくれてます!
少しだけでもタマリバタケでもお米を収穫したり、みんなでしめ縄をつくれたりするといいな。

寒さの厳しい土地ではないけれど、湧水と違って外気に触れて水温はかなり下がってしまうので、冬を越すためには工夫が必要になりそう。果たして冬を越せるのか(バケツ稲で多年草化するのは何度かきいたことあるけど、屋内に入れているのかな)

家庭でも稲の多年草化栽培ができるのか。
そこにどの程度小さな生態系が生まれうるのか。
株が野生化していくことでどの程度収量が増えていくのか。
引き続き実験と観察。
経過はInstagramにて。