マツタケその3:スケーラビリティ、撹乱化のビジネス、潜在的コモンズとLife-affirming(マツタケ 不確定な時代を生きる術 / Anna Tsing, 赤嶺淳)
「マツタケ 不確定な時代を生きる術」をめぐるマツタケ雑記その3。 今回は、本書を読み解く上での重要なキーワード「スケーラビリティ」と「潜在的コモンズ」について。 ー本記事の目次ー・スケール拡大に向かわないという希望・サル…
マツタケその2:汚染という可能性、自己完結しない脆弱な個、マルチスピーシーズ人類学と仏教哲学の邂逅(マツタケ 不確定な時代を生きる術 / Anna Tsing, 赤嶺淳)
前回に続き「マツタケ 不確定な時代を生きる術」から、マツタケをめぐるマルチスピーシーズ・ワールド、人間とマツと菌類の生の絡み合いの物語を掘り下げていきたい。 ー本記事の目次ー・Contamination 汚染:染め合う・…
マツタケをめぐる生命と経済の絡まり合い、進歩を前提としない資本主義、マルチスピーシーズによる世界協働構築(マツタケ 不確定な時代を生きる術 / Anna Tsing, 赤嶺淳)
「マツタケ 不確定な時代を生きる術」2021年を振り返ってトップ5に入る本。 著者は米国の文化人類学者 Anna Tsing、訳は赤嶺淳。原題「The Mashroom at the End of the world」と…
Ecological Memes Forum 2019〜あいだの回復〜 の映像ができました
昨年12月に開催した「Ecological Memes Forum 2019〜あいだの回復〜」の映像ができました!Finally, we have the movie of our Ecological Memes Fo…
Ecological Memesの活動がIDEAS FOR GOODさんに掲載されました。
マイプロ的にやっているEcological MemesというプロジェクトをIDEAS FOR GOODさんに取材頂きました。エコロジーや生態系を切り口に、これからの時代の人間観やビジネスの在り方を領域横断で探索する試み。…
自然の叡智に寄り添い、21世紀型のシステム変容へと誘う“Regenerative Leadership(リジェネラティブ・リーダーシップ)”の読書会を開催しました。
英治出版さんで、“Regenerative Leadership”という英書の読書会を開催。自然の叡智に学び21世紀型のシステム変容をもたらすリーダシップの在り方に迫った本で、エコロジカル・ミームの世界観ともかなり通じる…
北鎌倉・建長寺にてEcologcal Memes Forum2019 ~あいだ の回復~を開催します。
12月冬至の日に、北鎌倉・建長寺でEcologcal Memes Forum2019 ~あいだ の回復~を開催します。他ではなかなか味わえないユニークなコンテンツが揃ってきています。豊かな自然に囲まれた北鎌倉・建長寺を舞…
イノベーションの人間的側面に向き合う(Intrapreneurship Conference2019共有会の資料公開)
先日パリで行われたイントラプレナーシップカンファレンス2019の共有会で使用した講演資料を公開しました。一番最初に参加した2015の頃や、2017年にイントラ会議を立ち上げた当時から色々と流れが変わってきていました。もし…
心身を整え、ただただ今を味わう、ツナガリすぎないゼイタク。
少し前になりますが、3月に春の息吹香る北鎌倉・建長寺で、KDDIさんとBIOTOPEで共に仕掛けたイベント映像が公開されました。 スマホとの程よい距離感、デジタルウェルビーイングをテーマに、坐禅、書道、精進料理、自然散策…
アートやスポーツを通じた存在意義や社会価値のリデザイン(イントラプレナーズ会議vol.4)
今日はとある企業で共創型リーダーシップ・ファシリテーションを軸にした組織トランジッッションのプログラムの第一弾。からの猛ダッシュでイントラプレナーズ会議 vol.4(今年3度目)今回は、JR村上さんと元JFA現Rakut…
生物メカニズムやらティール組織やらイノベーションやらの徒然
1年前に書いた、イノベーション創造における内部と外部の相互作用の記事。 これ、執筆時にはまだ気づいていなかったのだけれど、実は、この組織内外の相互作用というのは、 新たなアイデアづくりや共創型人材(カタリスト)の育成とい…
自己変容なしに、変化は機能しない(トランジッション/ウィリアム・ブリッジズ)
トランジッション(ウィリアム・ブリッジズ)、やっぱり面白い。いつだったか覚えていないけど以前にも読んだ時よりも、はるかに鮮やかに感じた。(ちなみに、この本は泣く泣く参加を諦めたジェレミーさんセッション続編の事前図書)ht…
社会課題解決からはきっとイノベーションは生まれない
半年ほど前に、凸版印刷&富士フィルムさんと一緒に仕掛けさせて頂いたプロジェクトがメディアに掲載されました。富士フイルム×凸版印刷 共創プロジェクト「cyan」 2025年の未来の社会課題と事業機会を探索…
組織が変化し続けていくための装置としてオープンイノベーションを捉える
先日登壇させて頂いたオープンイノベーションに関するイベントのレポートが公開されました。僭越なタイトルをつけて頂いていますが、テーマど真ん中の豪華ゲストが登壇する中、自分はあまり”オープンイノベーションR…
不確実性の高い環境における創造型組織とは〜SONY LifeSpaceUX 斉藤さんインタビュー〜
SONYでLifeSpaceUXを手掛けるTS準備室 斉藤さんのインタビュー記事。チームはできるだけ小さな規模を保ち、事業開発のステップに合わせて社内外のリソースを巻き込みながらまるで「アメーバ」のように柔軟に人材を組み…