
Cosmic tree 宇宙樹。人類学者 竹村真一。 年明けにふと久しぶりに手に取ってみたのだけど、なかなかに凄まじい本だった。 なんというか、これからの時代の拠り所となるエッセンスが大袈裟でなく、かなり鮮明に凝縮されて…

稲の多年草化栽培、1年目の田植えが無事終了ーー!! 小川誠先生の多年草化した奇跡のイセヒカリ。その種籾からなおきさんが育ててくださった苗を植え付け。 1週間で植え付けた時とは見違えるほど生き生きとしてきていて、(いもち病…
![無肥料・無農薬と虫たちと。混生密生の多様性がもたらす縁起と恵みの実感。[シネコカルチャー実験記録13]](https://i2.wp.com/beyondthenexus.com/wp-content/uploads/20805b7201f826f450452904fa192fef.jpeg?resize=636%2C310&ssl=1)
Photo by Naoki Kaji 最近畑や農をやられている方や協生農法に興味を持っている方が協生菜園をみにこられることが増えたのですが、肥料も農薬も使わず、よくこんなに虫食いなく立派に育ちますねと結構驚かれます。 …
![協生農法の生みの親・野人ムーさんのところに行ってきました[シネコカルチャー実験記録12]](https://i0.wp.com/beyondthenexus.com/wp-content/uploads/121d9a2f838df0ebeafc14ab9d7705ea-1-scaled.jpg?resize=636%2C310&ssl=1)
だいぶ時間がたってしまいましたが、協生農法の生みの親 ムーさんのところに行ってきました。 協生農法実践講習ということで、初期のセットアップの演習と協生理論の講義。 いやー面白かった。ムーさんはやっぱり野人でした。笑 自分…

先月から千葉の成田で挑戦しはじめた稲の多年草化栽培。 田植えもせず、草取りもせず、肥料も与えない。 そして不耕起・冬期灌水。 従来の常識をひっくり返すような、自然生態系の力に任せる米づくり「稲の多年草化栽培」 提唱者であ…

「マツタケ 不確定な時代を生きる術」2021年を振り返ってトップ5に入る本。 著者は米国の文化人類学者 Anna Tsing、訳は赤嶺淳。原題「The Mashroom at the End of the world」と…
![二子玉川のコミュニティ畑プロジェクト「タマリバタケ」で協生農法はじまります[協生農法実験記録⑥]](https://i0.wp.com/beyondthenexus.com/wp-content/uploads/250535417_5150514611632045_1637056556792998068_n.jpg?resize=636%2C310&ssl=1)
二子玉川・上野毛の空き地をコミュニティ畑にするご近所プロジェクト「タマリバタケ(タマリバ × ハタケ)」が今月からスタート。 有り難いご縁で運営チームに加えていただいていて、畑区画の一部で、協生農法的な実験をやらせていた…

ぬか床のリズム、はじめます。ウェルビーイングの習慣化に挑戦するスタートアップNestoのKensuke Fujishiroにお声がけいただき、ぬか床のコミュニティ(リズム)をやることになりました。 菌と共に暮らす「ディス…

「わたしはこの本で、南方熊楠の生涯のうちで「最も深く体験されたもの」、それだけを注意深く取り出そうとした」 南方熊楠の偉人・奇人的人物像や客観的な経歴に関わる文献は多くあるが、論文や書簡に記載された言葉だけでなく、その内…

2013年から森美術館主催で毎年行われてきたICF(Innovation City Forum)の総集編「人は明日どう生きるのか 未来像の更新」面白かった。 集大成となった2019年は「都市と建築の新陳代謝」「ライフスタ…

<あいだ>を開く-レンマの地平/木岡伸夫 とんでもない本に出会ってしまった。 レンマとは、事象を区別し分けていくロゴス的哲学論理に対して、大乗仏教の縁起的・直観的に世界を把握しようとする哲学論理。大乗仏教の祖である龍樹(…

妻が妊娠してから出産を迎えるまでの間に、猛烈に感じたことがある。「あれ?妻が妊娠して子どもができたけど、あまり父親としての実感がわかないぞ」ということだ。 病院で渡された豆粒のような赤ちゃんの写真(本当に豆粒の…

Cosmic tree 宇宙樹 / 人類学者 竹村真一前回は、夏至の高揚と相まって内容に入る前に終わってしまったので少しづつ中身に。 <今回の目次>・花をめぐる日本人の霊妙な感覚と原風景・植物性に根ざしたコモンセンスと文…

前回大変大きな反響のあったJourney of Regeneration 再生の旅。第二弾(エピソード2)をリリースしました。 植物と人類学をめぐり世界と新たに出会いなおす再生成の旅Journey of Regenera…
![協生菜園の春。タマリバタケ日記(冬至〜春分)[シネコカルチャー実験記録11]](https://i0.wp.com/beyondthenexus.com/wp-content/uploads/IMG_5728-scaled.jpeg?resize=150%2C150&ssl=1)
二子玉川・上野毛の空き地をコミュニティ畑にするご近所プロジェクト「タマリバタケ」協生農法を実践している協生菜園のその後の記録。冬至〜春分。 1月7日年明けから珍しく雪。ここまで積もったのは数年ぶり。タマリバタケの協生菜園…

稲の多年草化栽培の現場観察で相模原に。この時期にしてこの風景。 不耕起、冬期灌水。毎年田植え収穫の従来水田ではみられない光景。 春の陽気と共に、昨年の枯れた稲の根元から確かに新たな芽が顔を出していた。中には今年4歳になる…
![協生菜園で育てた蓼藍で生葉染め、そして種取り。植物の生命力を身にまとう。[シネコカルチャー実験記録10]](https://i1.wp.com/beyondthenexus.com/wp-content/uploads/240827236_4940974262586082_5502015576223831005_n.jpg?resize=150%2C150&ssl=1)
立春を過ぎ、蓼藍の種や生葉染めのことをきかれることが増えてきたので、昨年の藍の生葉染め&種取りのことを書き留めておこうと思います。 協生農法は、生態系が本来持つ力を回復させながら、人にとっての有用性を取り出していくわけで…

来年のものづくりと自然のあいだを探るあいだラボフィールドワークに向け、福岡八女にてUNAラボさんにご案内いただいてクラフトをめぐる旅。 今回のメインテーマは藍染めと久留米絣。最初に伺ったのは藍染絣工房さん。YAMANAK…
![タマリバタケの協生菜園のその後<秋分〜冬至>[シネコカルチャー実験記録⑨]](https://i0.wp.com/beyondthenexus.com/wp-content/uploads/262016996_5252222908127881_3540495030531659693_n.jpg?resize=150%2C150&ssl=1)
二子玉川・上野毛の空き地をコミュニティ畑にするご近所プロジェクト「タマリバタケ」協生農法を実践している協生菜園のその後の記録。 11月11日表土の乾燥結構しんどそうでしたので、苔類シダ類、落ち葉たちにも仲間に加ってもらい…

「マツタケ 不確定な時代を生きる術」をめぐるマツタケ雑記その3。 今回は、本書を読み解く上での重要なキーワード「スケーラビリティ」と「潜在的コモンズ」について。 ー本記事の目次ー・スケール拡大に向かわないという希望・サル…