自然の叡智に寄り添い、21世紀型のシステム変容へと誘う“Regenerative Leadership(リジェネラティブ・リーダーシップ)”の読書会を開催しました。
英治出版さんで、“Regenerative Leadership”という英書の読書会を開催。自然の叡智に学び21世紀型のシステム変容をもたらすリーダシップの在り方に迫った本で、エコロジカル・ミームの世界観ともかなり通じる…
イノベーションの人間的側面に向き合う(Intrapreneurship Conference2019共有会の資料公開)
先日パリで行われたイントラプレナーシップカンファレンス2019の共有会で使用した講演資料を公開しました。一番最初に参加した2015の頃や、2017年にイントラ会議を立ち上げた当時から色々と流れが変わってきていました。もし…
生物メカニズムやらティール組織やらイノベーションやらの徒然
1年前に書いた、イノベーション創造における内部と外部の相互作用の記事。 これ、執筆時にはまだ気づいていなかったのだけれど、実は、この組織内外の相互作用というのは、 新たなアイデアづくりや共創型人材(カタリスト)の育成とい…
自己変容なしに、変化は機能しない(トランジッション/ウィリアム・ブリッジズ)
トランジッション(ウィリアム・ブリッジズ)、やっぱり面白い。いつだったか覚えていないけど以前にも読んだ時よりも、はるかに鮮やかに感じた。(ちなみに、この本は泣く泣く参加を諦めたジェレミーさんセッション続編の事前図書)ht…
社会課題解決からはきっとイノベーションは生まれない
半年ほど前に、凸版印刷&富士フィルムさんと一緒に仕掛けさせて頂いたプロジェクトがメディアに掲載されました。富士フイルム×凸版印刷 共創プロジェクト「cyan」 2025年の未来の社会課題と事業機会を探索…
モチベーションの誤解と主体性の鍵 〜 創造性とは何か/川喜田二郎 〜
内的動機やモチベーションと呼ばれるものについて、感じていたことがズバッと表現されていたのでメモ。ーーーー絶対的受け身とは全体の状況が自分に要求するから立ち上がるというもので、この方が実は主体性が高い。主体性については、よ…
時間は盗まれると死んでしまう(モモ/ミヒャエル・エンデ)
「私はいまの話を、過去に起こったことのように話をしましたね。でもそれを将来起こることとしてお話ししても良かったんですよ」ふと、改めて、ミヒャエルエンデのモモを手に。現代社会の普遍的なテーマを、痛烈に鋭く指摘しながらも、ロ…
イントラプレナーシップカンファレンスで感じたエッセンス 〜イノベーションを持続的に生み出し続けるために求められる視点転換〜
昨年シリコンバレーで行われたイントラプレナーシップカンファレンスで感じたエッセンスを「イノベーションを持続的に生み出し続けるために求められる視点転換」というテーマで書かせていただいています。 一昨年N Yでのカ…
自律型組織に必要な、「散逸構造」「ゆらぎの内部強化と自己触媒」「セルフオーガナイジング」(企業進化論 / 野中郁次郎)
野中郁次郎先生の企業進化論。1985年なので、知識創造理論とSECIモデルが発表される20年も前に書かれた本ですが、個人的には、野中先生の著書の中で一番革新的で面白いと思う。最近は、ホラクラシーやreinventing …
自分らしくオーセンティックに生きるための知恵(あなたは、なぜ、つながれないのか:ラポールと身体知 / 高石宏輔)
カウンセラーでもありナンパ師でもある高石さんの著書。彼の世界観を表現したエッセイのような一冊。巷によくある自己啓発書のようなこうすれば上手くいく的なことは書いていない。・パターンを壊すことからコミュニケーションを始める・…
禅と日本文化/鈴木大拙
鈴木大拙さんの「禅と日本文化」。ようやく読みました。禅がいかに日本人の性格や日本文化に影響を与えているか、禅とは何か、ということを欧米人向けに行った英語での講演を翻訳したもの。これまで読んだ禅の本とはまるで違う感じ。松尾…
憎悪や分断の連鎖を断ち切るために必要な自己の感情や衝動的反応に対する気付き(Emotional Intelligence 2.0 / Bradberry Travis & Jean Greaves)
感情や反応と向き合いながら、日々の暮らしを豊かに味わうための知恵が詰まった一冊。Self-Awareness(自己への気づき)の章からの一節。—————…