いのちはのちのいのちへ。被害者・加害者の構図を乗り越える壮絶な水俣病私史(常世の舟を漕ぎて 熟成版 / 緒方正人・辻信一)

「いのちはのちのいのちへ、のちのちのいのちへとかけられた願いの働きに生かさるる」 「チッソは私であった」の著者・緒方正人さんの壮絶な水俣病私史「常世の舟を漕ぎて 熟成版」聞き手・編者 辻信一さん、出版は宗さんの株式会社素…

生命の総体としての土壌、水と空気の通り道、菌糸と磐座(土中環境 / 高田宏臣)

高田さんの「土中環境」生命の総体としての土壌の全体性を踏まえ、抜本的な大地の再生に迫る本。 サブタイトルは「忘れられた共生のまなざし、蘇る古の技」。建築における土中環境の着眼思想(眼差し)と、日本の伝統的な技法を土台とし…

目にみえない存在たちへの畏怖。ぬか床や変形菌に関するおすすめ小説(沼地のある森を抜けて / 梨木香歩, 蛍女 / 藤崎慎吾)

はじまりは、「ぬかどこ」だった。 先祖伝来のぬか床が、うめくのだーーー 最近、ぬか床や菌や微生物の話ばかりしているせいか、ぬか床ライフを楽しむためのおすすめ本ありますかと聞いていただくことが増えたのですが、いつもおすすめ…